なぜ?実習生に依存する中小企業の経営者その一
”実習生”その言葉を普通一般の人も聞いたことがあるほどなじみのある言葉になってきたと思う。
その言葉の成す意味は?
”アジアの外国人””カタコトの日本語””逃げる”など。
そんなイメージがついているのはないかな?と考えます。
すべてはマスコミから発信されている”言葉”から始まっている。
それが一般の人の技能実習生というか、日本に住むアジアの人たちの存在を決めてしまっている。
実習生とは?
そもそも実習生とは”外国人技能実習制度”のこと。
技能実習法という特別枠な法律で決められている制度で日本に来ている人たちのこと言う。
”コンニチハ!””オハヨーゴザイマス!”
みなさんもどこかでこんな風に明るいアジアの若者に声をかけられたことがないですか?
実は日本には約30万人も技能実習生が住んでいる。
僕の住んでいる四日市市とほぼ同数の外国人たちが日本へ実習生として暮らしている。
なぜそんな制度が必要か?
それはなぜか?
会社員や主婦、ご年配の方など、そう思うんじゃないだろうか。
日本には日本人だけでいいだろう!そんな感じで。
でも日本は人口がどんどん減り続けていて、特に若者人口が。
だから今日本の会社は過去経験したことがないとんでもない人材不足に陥っている。
どんなくらいかというと、、
仕事はあって会社は儲かっているのに人手がないので会社を廃業したり売却したり。
そんな状況です。
リクルートの統計データでは2025年には127万社が廃業する。
もう後5年後のこと。
着々と近づいていると中小企業の経営者は感じている。
”外国人に頼るしかない!”
それを見越して国が決めた制度で外国から研修としての意味での人材を受入れ始めた制度なんです。
外国人は危なくないか?
よくニュースでは”実習生が犯罪を犯した!”みたいな記事をよく見かける。
これ見よがしにマスコミは飛びつくから。
ネタになりやすいんですね。
そりゃ30万人もいれば不良分子も中にはいるでしょう。
統計上日本の犯罪率でも人口の1%以上あるので。
30万人いれば、3000人は犯罪を犯しているんだから。
でも99%の人は安全と考えると安心しませんか?
そう、ほとんどがまじめで安全な人たちです。
アジアから来る、明るく元気な若者たちが、日本のものづくりの世界に入ってきて協力してくる。
そんな若者の姿が”外国人技能実習生”
僕はそんな彼らを応援したい!という思いにあふれています。